床下換気湿気対策
床下の湿気対策は、「害虫」「木材の腐敗」「カビ」から家を守るために大切です。床下の湿気対策は、防湿シートや乾燥剤を使うと効果的です。
ご自宅の湿度が高い場合に考えられる床下の湿気対策について下記の方法があります。
- 床下換気扇の設置
- 防湿シートを敷く
- 床下調湿材
防湿シートを敷く
防湿シートは、床下の地面の上に防湿効果のあるシートを敷き詰める方法です。
材質はポリエチレンやEVA樹脂製で、厚さは約0.1mm~0.2mmのものが一般的です。
床下調湿材と防湿シートを併用すると、さらに床下の湿気に効果倍増です。
乾燥砂を防湿シートの重しとして上に敷いたり、防湿シートの継ぎ目に敷いて使用すると、湿気によりカビなどの被害を防ぐだけでなく、消臭効果も期待できます。
床下換気扇の設置
床下換気扇は床下の空気を循環させるので、湿気対策としても有効です。
約30坪の住宅の床下の場合、換気扇は3台~5台設置するのが一般的です。床下換気扇は、床下へ人工的に風を排気することで、たまった湿気を通気孔から外に出して、新たな空気を取り込んで調湿します。
防湿シートと床下調湿剤の湿気対策より安価で効果がある床下の湿気対策として、床下に換気扇を設置する方法もあります。